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仕事の能率を上げる1日のスケジュールの立て方
- 2019/10/13
生理学から言いますと、「疲労してから休むよりは、疲労する前に休む」の方が良いのです。
疲れ切ってからでは、回復に手間取ります。
普通の仕事は、2時間くらいは大抵続くものです。
3時間続けば、かなり疲れを感じます。
2時間やったらちょっと一休みと言いますのは、このことからも効果的です。
例えば、2時間働いた時には、10分の休息で回復しますが、3時間なら、回復には30分以上かかります。
「疲れる前に休息する」と言いますのは、小休止ではなく、大休止(40分から1時間の昼休み)においても言えるのです。
4時間働いたら、長い休息(40分から1時間の昼休み)が必要です。
これは小休止と違って、仕事からくる刺激を、すっかり取り除くためです。
昼の休みには、食事をしなければなりませんが、急がずに、ゆっくり食べることも大切です。
また、仕事の後、2~3分軽い体操をしてから食事をするのが望ましいです。
そして、食後には、屋上とか屋外に出て、散歩したり、ベンチで休んだりしてくるのも良いでしょう。
頭を使った後の疲れは、じっとしていて雑誌を見たりするよりも、軽く身体を動かす方が、回復が早いからです。
昼の食事は時間的に忙しく、くつろげないですが、あまり急いで大食いしますと胃に負担が掛り、食後にぐったりして、だるく眠くなったりします。
よく噛んで、消化しやすいものを腹八分にしておくのが良いでしょう。
ことに白いご飯は胃がもたれ、ビタミンB1が不足していますので、大飯を食べた後は眠くなって、午後の仕事は調子がでず、疲れやすく能率が上がらなくなります。
朝に十分食べている人なら、昼は軽くして、野菜を主にしたものが良いでしょう。
午後の小休止には、お茶(コーヒー・紅茶)やコーラ、ジュースを飲んだりしたくなるものですが、なるべく少量にし、コーヒーにはミルクを入れた方が胃のために良いです。
とにかく、胃に詰め込まないことです。
1日の仕事が終わったら、直ちに2~3分軽い体操(背を伸ばし、足や腕を動かす)をするのも良いです。
あるいは、帰途、ちょっとジュースやお茶を飲んで、一息入れるのも、気分転換になって、元気よくなります。
これも、飲んだためというよりは(喫茶での)小休止が効果的なものだと言われています。