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スタミナを強化する3つの大原則①
- 2019/10/16
意欲を持って仕事ができ、働いても疲れにくい手ということは、ビジネスマンにとって大切なことです。
このように、耐久力のあることを、スタミナがある、と言います。
「スタミナ」という言葉は、初めはもっぱらスポーツの方で使われていましたが、今では一般に使われています。
つまり、体力があり、頑張りが効き、よく働けることを言うのであって、ビジネスマンとしては、「まめに働く」ことであり、せんじ詰めること、健康のことであります。
ところが、ビジネスマンは、騒音と汚れた空気の中で、人ごみにもまれて、毎日毎日仕事に追われ、時間に追われて、働いて行かねばなりません。
肉体的にも、精神的にも、健康を損ないがちです。
その結果として、ともすれば健康を害し、スタミナを失い、成人病(中年病、生活習慣病)を起こすことにもなります。
健康が資本であるビジネスマンにとって、健康を保ち、さらに積極的にスタミナをつけることは、最も重大な関心事でなければなりません。
成人病(中年病、生活習慣病)の現れるピークは、以前は40~50歳代だったのが、今日では30代の中頃になりました。
しかも、成人病(中年病、生活習慣病)は長い期間かかって現れてくるもので、その萌芽は、それよりずっと以前の、20代に既にみられているのです。
前にも述べましたが、成人病(中年病、生活習慣病)の権威、スティグリッツ博士は、成人病(中年病、生活習慣病)は、26歳から始まることを警告しています。
スタミナをつけるには、3つの原則があります。
それは、①栄養 ②訓練 ③気の持ち方であります。
「栄養」と言いましても、スタミナ食などと言って、『もっと肉や魚を取れ』とか、『ビフテキをうんと食べよ』とか、あるいは『良質のタンパク質で栄養満点のもの』とか、『米の飯を食べないで副食をうんと食べよ』とか、『牛乳を6合飲め』とかいうことではありません。
栄養とは、本当は食べ物のことではなく、摂取し、消化し、吸収し、血となし肉となし、さらにそれを分解してエネルギーを遊離し、生きていく力、働く力とする「働き」のことです。
そして、食べ物は、栄養になる物質(栄養物)です。
我々の肉体の働きによって、食べ物は栄養になるのです。
この続きは、次回掲載します。