- トップページ
- >
- スタミナを強化する3つの大原則②
スタミナを強化する3つの大原則②
- 2019/10/17
食べ方が問題です。
腹をすかして食べることが、先ず大切です。
そればかりではなく、外人のように、肉や脂肪分を食べ過ぎますと、それが体内でさばけないで、太り過ぎになったり、代謝障害を起こして、糖尿病になったり、さらには動脈硬化、高血圧、心臓病、脳出血、がんなどになったりします。
最近、ビジネスマンに、これらの成人病(中年病、生活習慣病)が非常な勢いで増えつつあります。
タンパク質や脂肪も、動物性のものばかりでなく、植物性の豆や芋や油などに重点を置き、野菜も十分に摂らなければなりません。
肉や魚を食べたら、野菜もほぼ同じ量だけ摂ることでです。
つまり、「何でも食べよ腹八分」です。
次に問題なのは、訓練と気の持ち方です。
スタミナの鍵は、「副腎皮質」にあります。
これは、腎臓の上に乗っている小さなホルモン腺で、その皮質からは、30数種類もの「防衛ホルモン」が分泌されています。
副腎皮質は、普段はあまりホルモンを分泌しませんが、人体に、「良くない刺激」‥ばい菌、寒さ、暑さ、痛み、疲労、空腹、不安、苦痛など肉体的・精神的な刺激(ストレス刺激)が加えられたときに、その刺激から身体を守る(防衛する)ようなホルモンを色々分泌します。
寒さにあえば寒さを防ぐような、腹がすいても空腹に耐えられるような、身体を疲労させれば疲労から守るような、頭を使えば神経を丈夫にするような、それぞれに応じた防衛ホルモンが分泌されます。
つまり、多少の困苦欠乏に出会いますと、副腎皮質はよく働くようになり、困苦欠乏(ストレス刺激)を適当に加えることにことによって、それに耐えられるようになります。
スタミナがついて来るわけです。
この続きは、次回に掲載します。