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スタミナを強化する3つの大原則③
- 2019/10/18
ストレス刺激があまり強く、また長く加わっていると、副腎皮質ホルモンは枯渇してしまい、防衛機能は衰え、病気に罹りやすくなります。
こうなりますと、働けば疲れる、直ぐいやになる、どうも意欲が出ない、眠くてだるい、といった症状が現れてきます。
俗に「ストレス」というのがこれであります。
昔からのスポーツ用語である「スランプ」というのもそれであります。
また、自覚症状としての「慢性疲労」と言われるのもこれであります。
その反対に、あまり楽にばかりしていますと、副腎皮質ホルモンを分泌できなくなり、ちょっと働いても、すぐ疲れます。
つまりスタミナがなくなるのです。
そして、ストレス刺激が加わり過ぎた時と同様に、体力も気力も鈍り、病気に罹りやすくなります。
ですから、いくら良い食べ物を食べても、多少のストレス刺激を加えなければ強くはなれないのです。
つまり、働き過ぎても、働かな過ぎても、同じようにスタミナは衰えていくものです。
こんなわけで、スタミナをつけるには、副腎を良く刺激してやることで、多少の無理、面倒なことでも進んでやり、寒さ暑さにも身体をさらし、腹も減らし、身体を疲れさせるなども、押し切ってやることが必要です(あまり無理をしてはいけませんが)。
そして、押し切ってやっあとでは、その逆の状態にして、副腎を良く休ませることが大切です。
即ち、寒さにあたってから暖房へ、腹をすかしてから食べる、身体を良く動かしてから休む、仕事をしてからよく休息する(夜10時には床につく)というように、毎日を過ごすのが良いです。
この意味でビジネスマンは、日々よく働けば、適当なストレス刺激を受けているわけであります。
ですが、リクレーションをうまくしないと、副腎の働きは回復しません。
「良く学び(働き)よく遊べ(休む)です」