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「うまいもの」ほど体内に溜まると毒になる①
- 2019/10/19
中年になりますと、太って貫禄がついてきます。
「重役太り」などとも呼ばれます。
以前は我が国では、太っているのは健康のしるしと考えられ、また心も広い「大人(たいじん)」のシンボルとされていて、金持ち相だと言われてきました。
これは古い中国の考え方から来ているようです。
欧米では、日本と大分考え方が違っています。
太り過ぎは成人病(中年病、生活習慣病)のしるしだから、健康になるためには、まず体重を減らさなければならない、とされています。
また、「良く太った男」と言いますのは、ちょっ抜けていることを暗示したりします。
太る、痩せるは、その人の体質によるもので、遺伝の法則に支配されていることも確かです。
肥満型の人の特徴は、頭、胸、腹が大きく、脂肪がつく傾向があり、中背でずんぐりしていて、首が太くて短いことは、誰でもが知っている通りであります。
性格的には、気立てが良く、陽気で、ユーモラスで、調子が良い、というのが特徴とされています。
これを、「循環気質」とも呼び、外見ではゆったりして、心も広そうですが、内心では気が小さく、案外クヨクヨするたちで、この二つが循環しますので、そう呼ばれるのです
(クレッチュメル博士「体格と気質」より)。
この続きは、次回掲載します。