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「うまいもの」ほど体内に溜まると毒になる②
- 2019/10/22
誰でも30歳を過ぎますと、それまで通りの分量を食べていれば、大抵太ってくるものです。
これはその年頃になりますと、ホルモンのバランスが変わって(男性ホルモンの低下)、代謝が緩慢になっているのに、つい習慣で、若い頃と同じように食べるからです。
その上、生活も安定して上手いものを食べるので、勢い量は多くなりますが、若い時ほど身体を動かすことはなくなってくるというわけで、太ることになる、と考えられます。
40代のサラリーマンは、(通勤に片道1時間として)1日の活動に要する消費カロリーは、700~800kCal、それに生きるために必要な基礎代謝(1,300kCal)とて、せいぜい2,000kCalだということです。
それなのに、食べているのは、基準配給2,400kCal、それにアルコール分や上手いものが付け加えますと、余ったカロリーは、全て脂肪になって体内に溜まることにことになります。
我が国では、30代で40%、40代では60%の人が太り過ぎです。
この太り過ぎは、脂肪が腹の皮の下だけでなく、心臓にも、血管にも、さらに細胞の中にまで沈着してしてきます。
そして、それが動脈硬化を起こし、高血圧や心臓病その他の成人病(中年病、生活習慣病)に移行することになるわけです。
つまり、太り過ぎ(中年太り)は、成人病(中年病、生活習慣病)の赤信号です。
アメリカの生命保険会社の広範な調査によりますと、栄養過多の人は、心臓病と血行障害に罹りやすいので、危険率が高く、超過体重10㎏で、死亡率は25%上がることが分かりまし。
それで保険料は、体重が多いほど高くなるように決められているそうです。