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胸椎とは
- 2019/10/31
胸椎は指標として役に立つ特徴を有します。
胸椎の最上部には鎖骨の胸骨頭間に頸切痕があります。
頸切痕は扁平あるいはボール状で、筋肉は直接付着しておりませんが、上層を胸鎖乳突筋が走行し、舌骨下筋が胸骨深部に付着します。
胸骨上部である胸骨柄は、鎖骨、第1・2肋骨と関節を営みます。
胸骨体は胸骨柄の下に位置し、胸骨の主要部を成します。
胸骨柄と胸骨体の間の結合部は、胸骨角と呼ばれます。
胸骨底部に接して、剣状突起があります。長さは約2.5cmほどでありますが、欠損している場合もあります。
剣状突起は腹筋腱膜の付着部です。
胸骨の胸骨柄、体、剣状突起は皮膚近くに位置し、筋膜や大胸筋腱に覆われているにすぎません。