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とにかく歩け、とにかく走れ
- 2019/10/31
人間の身体的老化は20代から始まります。
中でも脚力の衰えは身体の中で一番酷いです。
走ることによって脚力の衰えが防げるのは勿論ですが、心臓や肺の機能も高まり、動脈硬化を防ぎ、成人病(中年病、生活習慣病)の予防となり、健康と長生きに効果があります。
このことは、多くの人達が知っていることなのですが、いざ実行になりますと、男子40%、女子50%ぐらいの人が、1年間に4km以上続けて歩いたことがなく、1km以上を走った経験のある人は、男子で30%、女子では15%くらいに過ぎない、と言います。
走る人が多くなったとはいっても、まだ少ないのです。
走る人達は、長距離(5~10km、30~60分)走り、同行の仲間と1年を通して週3回くらい、早朝、道路または公園というパターンが最も多いです。
その効果としては、食事が美味しい、よく眠れる、体力が増強された、健康になったとほとんどの人が言っています。
そして、走っている人達は、みな生涯続けたいと言います。
運動不足が恐ろしいのは、太り過ぎだけでなく、心臓病、糖尿病などの成人病(中年病、生活習慣病)を誘発しますし、スタミナ、抵抗力も衰えていくためです。
現代人の死因の70~80%は、つまりは、「運動不足病」だとみなされるのです。
成人病(中年病、生活習慣病)に対しましては、薬や食事に頼る人が増えてきましたが、これは一時的な対症療法に過ぎません。
もっと積極的な治療・健康法は、この運動不足を解消する(身体をもっと動かす)ことでなければなりません。
体操やウォーキング(散歩)=歩く、ゴルフ、テニス、水泳などをすべきであります。
歩け歩け、走れ走れも、無理をしなけれは結構です。
倒れたり、死んだ人まであって、『マラソンは危険』などと騒がれたりしましたが、軽く走り、苦しくなったらすぐやめることです。