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「マイペース」が自分を守る武器
- 2019/10/02
時間に追われ、仕事に追われ、イライラし続けていますと、脳から直接に心臓を刺激するし、また、脳から脊髄を通って副腎の髄質が刺激され、アドレナリンというホルモンが分泌されて、心臓は強く刺激されます(びっくりしますと心臓がドキドキするのは、そのためです)。
こんな調子が毎日続いていれば、心臓が弱るのは当然です。
また、それほど強くない刺激でも、長時間続いていますと、今度は副腎の皮質が、脳下垂体からのホルモン(ACТH)によって刺激され、皮質ホルモンの分泌によって変調を来し(これがストレスです)、色々な慢性病を引き起こすことになります。
これを防ぐには、まずよく休息し、十分に睡眠をとることです。
次に、いつも気持ちを楽に持つようにすることと、焦らないことです。
人生を達観し、つまらない競争に神経を使わないこと、そして、仕事をじっくりすることです。
あれもこれも抱え込まないで、やるべきことを一つずつ、片付けていくことです。
そうすれば、あれもこれもと忙しがることはなくなります。
少なくともやっている間は、忙しいとは感じないはずです。
そして、片付いて行きますから、実際にも忙しくなるわけです(忙しいと騒ぐのは、やっていないからです)。
そして、一番いけないのは、『なに、若い者に負けるものか』と、気張ることです。
40代になったら自分のペースで進むこと、これが健康を守って長生きをする秘訣です。