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よく働き、よく眠って、その日のうちに疲れを癒せ①
- 2019/10/04
健康を損なう原因は色々あります。
春夏秋冬、季節の影響を受けて、風邪を引いたり、下痢をしたり、季節の変わり目には、気分が悪くなったり、身体の調子もおかしくなるでしょう。
栄養のバランス、運動不足などでも起こります。
特に都会生活では、人がひしめき合っており、通勤で人にもまれ、時間に追われて、人間は砂漠のような、話し合いも助け合いもない中で、右往左往しなければなりません。
精神を緊張させ、肉体を駆使するので、疲れ果てて、何をするのも考えるのも嫌になったり、夜は不眠に悩まされることになります。
こんな状態を続けていますと、半健康は、徐々に、ですが確実に、成人病(中年病、生活習慣病)という恐ろしい姿に変身していくことになるのです。
この道筋(成人病、中年病、生活習慣病の原因)を明らかにしたのが、ハンス・セリエ博士の「ストレス学説」です。
脳卒中、心筋梗塞、がん、精神障害などの成人病(中年病、生活習慣病)は、恐れられています。
しかし、不定愁訴を持つ半健康は、とかく軽んじられます。
バイ菌による急性感染症と違って、成人病(中年病、生活習慣病)や現代病は、急に現れるのではなく、長い間、3年も5年も、あるいは10年以上もかかって、徐々に進行していくものなのです。
ですから病状だけをチェックして、「異常なし」と医師に言われても、安心していられません。
自分の健康は、自分で管理しなければなりません、と言われる所以であります。
この続きは、次回に掲載します。