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「疲労」があるから「働き過ぎ」に歯止めがかけられる②
- 2019/10/08
疲労は、『何か無理がある』という警報なのですから、その無理を正していくことが何より大切です。
身体を働かせ過ぎたら、休めます。
心を煩わせ過ぎたのなら、精神的に平静を保つようにします。
睡眠が不足ならもっとよく眠ります。
食べ過ぎ陀ら控える‥といった具合にします。
近頃、疲労の予防として、総合ビタミンのアンプルなどが宣伝され『グッと元気が出る‥』といったキャッチフレーズが、ビタミン剤の枕詞になっています。
しかし、ビタミンには疲労防止の作用はあまりないのだし、疲労の原因は、これまで記述してきたように、色々あるのですから、原因をそのままにしておいたのでは、疲労は進んでしまうばかりでしょう(最も春先から夏へのだるさは、ビタミン不足であることが多いですから、効果があるかも知れません)。
疲労は一定の症状として現れることもあります。
この場合は早く医師に診てもらうことです。
頭痛持ちの状態→鼻・耳・喉などの病気、アレルギーなど。
根気が続かない→急に起こったのは何かの病気です、いつもそうなら貧血や結核などの慢性病です。
足が酷くだるい→むくみや動悸があれば脚気です。
食欲がなくだるい→寄生虫か、中年以降の人ではがんなどです。
仕事がいやになる→職場の仕事があなたにあわないか、人間関係がまずいかです。
その他高血圧、動脈硬化、胃腸病、心臓病なども考えられます。
疲労対策の第1は、先ず原因を除くことです。それには、医師の診察を受けなければなりません。