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「ちょっと一服」は仕事の能率を高める①
- 2019/10/11
『朝9時に仕事を始めて正午まで、午後1時から5時までというようにして、仕事の能率曲線をとってみますと、9時から10時は上昇、10時から11時が最も能率が良く、正午近くには下がってきます。午後は、昼食前の調子が4時まで続き、4時から5時へと、急激に下降します。5時以降の超過勤務では、さらにこの下降は酷くなります。その頃になりますと、自分では能率を上げているつもりでもミスが多くなり、仕事ははかどらなくなります。事故の統計を取ってみても、昼食前と退勤前が最も多いです』
これは、産業心理学者の研究ですが、オフィスの仕事でも、工場の仕事についても同じことが言えると言います。
ところで、我が国では、昔から職人さん達(大工さんや植木屋さんなど)は、10時と午後3時に、ちょっと手を休めて、お茶やタバコを『一服する』習わしになっています。
外国でも、『ティーやコーヒーの時間』というのがあって、飲みながら一休みします。
2時間仕事をして、ちょっと中休みするのですが、これは『休息の生理』から見て、興味あることです。
この続きは、次回掲載します。