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「ちょっと一服」は仕事の能率を高める②
- 2019/10/12
新しい研究によりますと、2時間に10分か15分かの休息は、疲労回復に最も効果的で、また、前の仕事を安易に続けられますが、30分以上休みますと、休み癖がついて、次の仕事に入るのに骨が折れ、能率が悪くなります。
ですから中休みは、オフィスの仕事では15分、肉体的な仕事でも30分くらいが限度であるということです。
「ちょっと一服」と言いますのは、仕事の能率を上げるために大切なことですが、それは2時間に「一服」というのが適度です。
従って仕事中にやたらお茶を飲んだり、タバコを吸ったりというのは、休みが重なり、度々中断されますので、仕事が細切れになって能率も上がらないということです。
『仕事中には、お茶もタバコも飲まない』と言いますのはいいことです。
だからと言って「一服(中休み、あるいはコーヒーブレーク)」もしないで、抜きんでて忠勤に励もうとするのは、馬鹿げたことでもあります。
頭のいい経営者ならば、午前10時頃と午後3時ごろに、一服する時間を設けるでしょう。
そうすれば、規律も良くなり、社員のだれもが、身体の調子も良くなり、気持ちよく張り切って仕事をするであるろうし、全体として仕事の能率も上がり、会社が発展していくこと必定です。
お茶やコーヒーの作用は、その成分のタンニンやカフェインの薬物的作用よりも、実は休息(息抜き)の効果の方が大きいのです。