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脊椎の棘突起
- 2019/10/18
棘突起は脊柱後面の突出部です。
背側中央を下行します。
目に見える一列の隆起を形成します。
筋肉層、靭帯、筋膜の付着部となっています。
腰椎、胸椎、頸椎の棘突起はいくつかの点で互いに異なります。
腰椎の棘突起は、胸椎、頸椎の棘突起よりはるかに大きいです。
腰椎の棘突起は長く、がっちりして先端というより細片のように感じられます。
腰椎の椎体は大きな塊で高さもあります。
突起と突起との間には指幅ほどのスペースがあります。
胸椎の棘突起は腰椎の棘突起より小さく、互いに近い位置にあり、下向きです。
頸椎の棘突起は胸椎の棘突起より短く、小さいです。
頸椎前腕のため、また、項靭帯が覆っていますので、頸椎の棘突起は胸椎、腰椎の棘突起より、深在します。
第1頸椎、別名「環椎」は棘突起を欠く唯一の椎骨です。