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動脈硬化は動物脂肪の摂り過ぎから起こります①
- 2019/11/15
心筋梗塞も脳梗塞も、心臓や脳を養う細い動脈に、粥状動脈硬化(アテロスクレロージス)が起こります。
これは、細動脈の内壁に、リポイドという脂肪に似た物質が沈着して、内腔が狭められ、ついにふさがってしまうもので、そのため、その血管から栄養分を受けている心筋や脳の部分が働けなくなり、死滅してしまうのです。
このようなアテロスクレロージス(略して動脈硬化とも言います)が起こるのは、脂肪代謝の異常のためで、コレステロールという類脂体が、血液中にあふれてきますので、人体では、血液を調べてみますと、ある程度、動脈硬化を推察できます。
血清中のコレステロールと脂肪酸、リン脂質との割合が、指標として重要だからです。
「血中コレステロール250mg」などというのがそれです<最近では、リポプロテインと関係があり、これには比重の高いHDL(善玉)と比重の低いLDL(悪玉)とがあります>。
ですが、測定の仕方により、同じ人でも血中のコレステロール値は違ってきます。
ですから、この数値だけに捉われてはいけません。
この続きは、次回掲載します。