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成人病(中年病、生活習慣病)予防に必要なビタミンは?②
- 2019/11/27
だるい、眠い、疲れやすい、と訴える人が、日本人には多いです。
春は、「ひねもすのたりのたり」します。
最近、中高生に脚気が現れ出しました。
白砂糖入りのジュース、白いご飯、白い小麦粉を使ったパン、ラーメン‥。
ビタミンB1を必要とするのに、ビタミンB1の欠如した食生活をするためです。
脚気を防止する量の3倍以上のビタミンB1が、エネルギー代謝に必要なのです。
脚気は、この必要量の3分の1以下になる時に現れるのですから、脚気がないからと言って、ビタミンB1が足りているというわけではないのです。
ビタミンCは、副腎皮質ホルモン(ストレス防止、抵抗力の増強をする)の分泌を促し、生体防衛の重大な働きをしています。
この欠乏が壊血病を引き起こします。
ビタミンCには、4種類以上の異性体があり、天然の野菜、果物には、これらがみな含まれているのです。
ビタミンBだって、15種類もあり、これが糠や胚芽にすべて含まれています。
天然のビタミンE(8種類以上あります)の重要な働きについては、前述しましたが、過酸化防止作用ががあり、体内で、タンパクや脂肪の「燃えカス」やタバコ、オキシダントを無毒化し、きれいに処理する働きがあります。
このビタミンEが不足しますと、「過酸化脂質」が溜まって、細胞を破壊し、血液が汚され、動脈硬化、成人病(中年病、生活習慣病)、老化を加速するということが知らされました。
こんなことが分かって、成人病(中年病、生活習慣病)防止には、ビタミンBとビタミンCとビタミンEは、今言われている「所要量」の何倍も、何十倍も摂らなければならないと言われ出したのです。