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長寿を保証する食事②
- 2019/11/29
最近、アメリカの医学者、栄養学者たちは「ビタミンB・C・Eと繊維」の不足が、つまりは、現代の文明病(成人病‥中年病・生活習慣病)の元凶であり、これに重点を置いて、肉と脂類・カロリーを下げることが成人病(中年病・生活習慣病)防止、さらには健康長寿の道であると言っています。
こうなりますと、日本人が、戦前まで、農村において、やってきました「粗食」こそ「健康の素」であったことが、はっきりわかるのであります。
食慣習は長い世代にわたって適応してきたのであって、心理的・生理的に、なかなか変えられるものではありません。
また、消化器のつくりも仕組みも、日本人は欧米人と違います(日本人は胃も腸も、1.5倍~2倍も大きく長いのです、体型や皮膚の色も違うように、かなり違うのです)。
私達の健康に適するように、食品を選び、調理・献立することが、食生活の基本でなければなりません。
それには、欧米流に偏っている私達の食生活を、日本人の体質に合うようにすることであり、その栄養学的欠陥を是正し、補正していくことです。
タンパク質も肉や魚だけに頼らず、大豆や穀物、その他の植物性食品からも摂るべきです。
それも、なるべく天然の形で、あまり人工、加工、添加されて、食品の本性(ビタミン、ミネラル、繊維に富むこと、栄養のバランスが取れていること)を損なわないことが望ましいです。
止むを得ない時は、錠剤を使う必要もあります。
今こそ、食糧資源の無駄を省き活用するとともに、本当に健康であるための食生活を推進して、これからの危機に備えるべきではないでしょうか。