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成人病(中年病、生活習慣病)は「身から出たサビ」病①
- 2019/12/03
成人病(中年病・生活習慣病)と言いますのは、以前にも度々記述しましたが、脳や心臓の卒中、動脈硬化、糖尿病、がん、もうろくなどの精神病のことで、伝染病の少なくなった今日、最も多い死因になっています。
この成人病(中年病・生活習慣病)は、伝染病と違って、外に原因がある(外因性)のではなく、「身から出たサビ」のような病気で、原因は、自分自身の中(内因性)にあるのです。
例えば、運動不足、過食、美食、加工・添加食品の摂取、栄養素の欠損・アンバランス、食べ付けないものや自分に適さないものを食べる‥また、人間関係のもつれ、人込みの中での一人ぽっち(人間疎外、話し合い、助け合いがない)、欲望、エゴ、時間(バイオリズム)の乱れ、多忙、情報過多、休養・睡眠の過不足、不安と焦り‥など、今日の文明社会そのものに原因が見出されています。
この文明生活は、早老、早ボケ(心身の加速度的老化)を起こす原因ともみられています。
従って、原因が同一であるとすれば、成人病(中年病・生活習慣病)は、老化と相乗されて、初老の40代に現れやすいということが考えられます(かつては、成人病は、老人に現れていたので、「老人病」と呼ばれていましたが、30年前くらいから、中年に多く現れ出し、この頃では、もっと若年層、青少年にも、見られるようになりりました、従って、成人病と老化とは、本来は別のものであることが分かったのですが、40代からは、両者は、相伴って起こるものとみなさなければなりません)。
この続きは、次回に掲載します。