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「セックスは最大の健康法であり強壮剤」
- 2019/12/18
性的興奮は、精神的にも肉体的にも、全身を鼓舞し、血液の循環を著しく促進させ、毛細血管を拡張させ、血流を良くします。
そのため血色を良くすると同時に、内臓の循環も良くなり、各臓器の機能を亢進させます。
性行為は、若い人では、20km歩いたくらいの労働に匹敵すると言われます。
中年者でも、呼吸の早まり、心臓の打ち数からみて、大体800mを懸命に走ったくらいのカロリーを使うと言われます。
ですから、動脈硬化や高血圧などの人は、あまり興奮しますと、心臓や脳の卒中を起こすことにもなりかねません。
健康な人でも中年者は、若い女性を相手にしたりして、見栄を張って無理をするのはよくないわけで、慣れた相手(奥さん)と、見栄を張らないで、無理なく行うべきです。
それでもかなりの良い運動になるもので、適当にやれば、「性行為は、最大の健康法であり、強壮剤でもあります」と、言われるゆえんです。
ここで、「適当」という問題になりますが、一般的には「事後によく眠れて、朝目が覚めて爽快であり、仕事の意欲が湧くように行う」というのが一つの目途です。
このことは、生理学的に見ても正しいのですが、実際に、セックスをどのようにして行う(1回の強さ、時間、時刻、回数など色々です)か、ということが問題です。
この適当な回数も、人によってそれぞれ違うのでありますが、一般的には、週に何回、ということが取り上げられます。
30代には、週4~5回、40代では、3回くらい、50代では2~3回、60代では1~2回、というように年齢とともに回数は減ってきます。
70代になっても、セックスは可能でありますが、回数は急に少なくなり、月1~2回になり、75~80歳の間に止まってしまうこともあります。
ですが、90歳以上になっても、睾丸の中に精子が生きていたという報告もあります。