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「聖なる日」には必ず休まなければならない「訳」③
- 2019/12/26
スポーツは、現代におけるレジャーの活用として、最も一般的なものであり、肉体的にはより強くなり、また、「ホモ・ルーデンス」とも言われますように、遊ぶことによって人間は向上し、文化は発展していくと考えられます。
ですが、今日頭を使うと言いましても、チャップリンの名映画「モダン・タイムズ」に風刺されるように、巨大な社会機構の歯車の間に挟まって、自己の人間性を喪失させられている時代に、ただ、スポーツだけで、それも自分でやるのではなく、選手たちのやるのを見物したり、応援したりするだけで、果たして人間性の回復・向上が望めるでしょうか。
人間は、「ホモ・サピエンス」と言って、進化的に発達した大脳を持ち、知能を働かして生きていく動物です。
この大脳も適度に使わないでいますと、うまく働かなくなり、ホモ・サピエンスの資格を失い、早く呆けて、「恍惚」になってしまうのです。