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頭をサビ付かせないために心掛けること②
- 2019/12/28
人間の大脳には、140億もの神経細胞があります。
頭を働かせていますと、それが発達刺激になって、神経細胞が繊維を伸ばし、そのいくつかが連絡して回路を作っていきます。
この回路がどんどんできていくことが頭の働きを良くし、つまり、脳が発達するのです。
大脳には、新皮質と古皮質の2つの部分があって、古皮質は幼児に発達するもの、これは外からの刺激によってどんどん回路を作っていきます。
新皮質は自ら意識や注意を集中し、よく考えることによって回路が作られるもので、20歳を過ぎてから、発達が盛んになります。
この後から発達する脳が「人間の脳」と呼ばれるもので、自分で思考し、熟慮することによって、40代から50代、60代と、どんどん発達していくのです。
これに対して、早く発達する方の脳は、「動物の脳」または「情動の脳」と呼ばれ、無意識的に、いわばひとりでに発達するものですが、20歳をすきますと、他の肉体(筋肉や臓器)とともに、放っておきますと発達は止まり、萎縮(老化)を始めます。
この続きは、次回に掲載します。