- トップページ
- >
- 頭をサビ付かせないために心掛けること③
頭をサビ付かせないために心掛けること③
- 2019/12/29
40代になって、安逸な生活を送っていますと、大脳の発達は止まり、頭は固くなって、働けなくなってしまいます。
そうなりますと、大脳の支配下にある全身の臓器も、加速度的に衰退していくことになってしまいます。
ですから、中年の人に向かって、心理学者たちは「しょっちゅう頭を使って活動しなさい」と忠告しています。
脳解剖学者フォークト教授は、「規則的な脳の活動が、老化を遅らせるのである。脳にもトレーニングが必要だ。怠惰は、精神と身体の早老の原因である。精神活動が、平均以上に高い人は、何時までも呆けないで、長生きする」と、多くの実例を挙げて説明しています。
アメリカでは、大会社のヘッドは、平均年齢74歳であると言いますが、日本でも、70~80歳で、財界の指導者として活動している人はたくさんいるではありませんか(政界では「老害」などと言いますが)。
ゲーテは「安易な生活は、若死にである」と言っています。
イージー・ゴーイングは、頭を早く老けさせることであり、つまり、若死にすることであります。