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脳が完全に休むのはたったの15分間①
- 2020/01/07
大人の平均の睡眠時間は、欧米では7時間と言われていますが、日本では8時間が標準とされています。
十分な睡眠と言いますのは、時間ではなく眠りの深さが問題で、深く眠れば5時間でもいいわけです。
目が覚めた時、心身共に爽やかで、一日中精一杯働けるなら、睡眠は満ち足りていると言えます。
睡眠の深さは、「脳波」によって調べられます。
脳波と言いますのは、脳から出る微弱な電流を頭の表面から誘導して、テレビ仕掛けで増幅、画面に描かせてみるものです。
脳が働いている時には脳波は波立っていますが、脳が完全に休んでいるいる時には波立ちはなくなります。
ところが、この脳波を取ってみますと、どんなに深い眠りに沈んでいると思われるときでも、何分か、、何十秒かに何回かは波立っていて、脳は完全に休んではいません。
この脳が完全に休んでいる間をつないでみますと、一晩中眠っていても、たった15分ぐらいにしかなりません。
また、比較的に波立ちの少ないところでも、せいぜい1時間ぐらいなもので、これは正常型の睡眠の寝入りばなの深い谷のところにあります。
この続きは、次回掲載します。