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脳が完全に休むのはたったの15分間②
- 2020/01/08
波立ちの少ないこの1時間が、いわば深い睡眠、真の睡眠であります。
この真の睡眠とも言うべき1時間のために、7~8時間以上も床についていなければならないのです。
いわゆる睡眠時間と言いますのは、この「真の睡眠」に達するための経過を含めたもので、それが習慣になって長くなったり、短くなったりしているのです。
週間でうまく持っていけば、ナポレオンのように1日3時間でも足りるわけだし、エジソンのように、暇を見ては居眠りをして、とぎれとぎれに満たしていくこともできるわけです。
実業家や作家、自由業の人などには、睡眠が4~5時間という人がかなりいます。
要するに、睡眠時間と言いますのは、「ふうたい」を含めたもので、真の睡眠つまり中身は少ないから、かなり幅があって、何時間ときっちり決まったものではありません。
時と場所によって色々違ってきます。
例えば、夜10時に寝る場合と、12時過ぎて寝る場合では同じ8時間眠ったとしても、目覚めてからの気分は違いますし、身体の調子も違います。
寝る前の疲れの状態によって、生命のリズムも変わり、睡眠の経過も違ってきます。
遅く寝た時にはどうしても、「真の眠り」に達するまでに時間がかかるからです。