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「零時から三時まで」は睡眠の「ゴールデンアワー」
- 2020/01/06
「夜12時前の1時間は、12時以降のの2時間にあたります」と言われますが、これは夜はよく床につけばよく眠れることを言い表したものです。
「丑三つ時は軒先も三寸下がる」と昔の人はうまいことを言ったものです。
この丑三つ時となりますと、生命のリズムも低下して、体温も、呼吸も、脈拍も、全身の代謝も最低になります。
心身に励まし(刺激)を与えるアドレナリンやコーチゾンも、真夜中から3時の間は、朝のピーク時の3分の1以下という最低値を示します。
ですから、真夜中の午前零時から3時までが、最高の能率を上げる睡眠時間だということは、神経とホルモンのリズムから見て間違いのないことです。
いわば睡眠のためのゴールデンアワーであるわけです(夜・昼のリズム、特に夜間のリズムを司るのは、脳の中にある松果体というホルモン腺の働きで分泌されている、セロトニン、メラトニンなど)。
効果的に睡眠をとるには、その深い谷になる2時間前に床につきます。
その時間が10時なのです。
この睡眠のためのゴールデンアワー3時間は、3時に寝て、正午まで寝坊したと同じ効果があるとさえ言えます。
この時刻に最も深い睡眠の谷がくるようにすれば、理想的な睡眠が得られるわけです。