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どのようなものが「ストレス刺激」になるか
- 2020/02/08
近年、医学の向上は目覚ましく発展しており、次々と新薬が開発され、ばい菌で起こる伝染病は減ってきましたが、その反面、ノイローゼや精神病、脳出血、心臓病、がんなどの生活習慣病で倒れる人が多くなっています。
胃潰瘍も増加しておりますが、これは、実は典型的なストレス病で「ストレス潰瘍」(胃や大腸に起こります)です。
この種の胃潰瘍は、長く放っておいた場合、がん細胞が見出されることが多いです(切除すれば完全に治ります)。
それから、排気ガス、煤煙などで汚染された空気は、タバコと共に、肺がんの原因になるとも言われ、同様に食品の添加物、農薬汚染も、肝臓がんなどを起こすと考えられています。
ことに、原水爆など核実験による大気中の放射能の灰や雨なども、多くなれば、当然がんを起こすことになります。
そして、この放射能を恐れること自体が、大きなストレス刺激であるわけです。
騒音もストレス刺激になります。
大きなやかましい音、フォーンは小さくても不快な音(夜更けの隣室のヒソヒソ声は気になるもので、大変な騒音です。また、嫌いな歌やおんがくも騒音になり、ピアノがうるさいという人も少なくありません)もストレスになります。
ネズミを籠に入れて、電車の通るそばに吊っておきますと、一週間もしますと、体重は減り、落ち着かなくなり、暴れたりします。
いくら栄養を与えても、空気や陽当たりを良くしても、1カ月ぐらいで、胃の潰瘍や消化器の病変が現れてきます。