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「気の持ちよう」が肝心①
- 2020/02/13
健康のカギを握っている間脳、外界からのあらゆる刺激を受け止めている間脳は、訓練することも必要です。
大体人間の身体と言いますのは、使っていれば強くなり、使わなければ弱くなります。
ある程度の刺激を徐々に与えていますと、発達を促し、非常によく機能します。
どんな刺激でも長く続いて身体に加わりますと、それに対応する防衛ホルモン(副腎皮質から分泌されます)が不足して、不愉快な症状が起こりますが、例えばだるくなったような場合、身体を休めていればストレス刺激がなくなり、また、ホルモンが足りてきて元に戻ります。
この初めの副腎皮質ホルモンが足りなくなる時期をショック期と言います。
全てショックと言うものは、副腎皮質ホルモンが不足して現れるのです。
そこで一番いいのは、一日ほどショック期が終わって元に戻れる程度の刺激を、身体に与えることです。
これが訓練で、そうすると次からの刺激には、この何倍か強い抵抗力にもジーッと4,5日持ちこたえて行けるようになります。
一日の仕事の量も、労働であれ、頭脳的なものであれ、鍛錬の意味からも、その日のうちに大体疲れが治る程度まで止めおいて、翌朝目が覚めた時には、すっかり気分が回復しているという生き方が、抵抗力をつける一番良い方法と考えられます。
要するに、初めから強い刺激を加えますと、必ず刺激過度になりますから、徐々に、少しずつやっていくことが大切で、平生から冷水摩擦とか、適当な運動とか、とにかく身体を使う訓練を少しずつやっておけば強くなるのです。
この続きは、次回掲載します。