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もう一度「健康」とは?
- 2020/03/11
ここでもう一度「健康とは何か」について考えてみたいと思います。
この頃「健康」と言う言葉が、盛んに使われ、「健康食品」「健康法の本」が、飛ぶように売れています。
また、「健康に良い」と言われ、体操や水泳、歩け、走れが盛んに実行されています。
ですが、「健康とは何か」ということが分からなければ「健康、健康‥‥」と言って、色々やっても、目標がなく、「めくら滅法」になるわけです。
健康についての知識も、確かに必要であり、「健康」ということは、誰もがよくわかっているようでありますが、さて、「健康とは何か」と聞き直って聞かれますと、返事は難しいのであります。
「健康とは、病気でないこと」ですと思っている人が多いようですが、では「病気とは何か」と問い返されますと、また返事に困るでしょう。
「病気」とは、「健康が乱された状態」つまり「健康でないこと」と考えられますが、やはり「健康」ということが分からなければ、病気ということも分からないことになります。
健康も病気も、共に「一つの生命の問題」であるからです。
従って、病気を取扱う医師も、健康のことをはっきり知っていなければ、正しい予防も治療もできないわけです。
こう考えてみますと、「健康とは何か」ということは、そう簡単には答えられないものなのです。
一般的には、身体の丈夫なこと、体力のあること、元気でよく働けること、なかなか疲れないこと、心もしっかりしゃんとしていること、病気にもなりにくい、ケガや病気をしても治りやすいこと、と言った、色々な場合があります。
辞書を引いてみますと、「健やかなこと、無病、達者、丈夫」と書いてあり、これも、健康の表れの色々な姿(種々相)であり、言葉の置き換えに過ぎません。
」