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呼吸の仕組み
- 2020/05/27
肺は弾力性のある胸郭(肋骨)の中に収まっており、胸郭の底には胸部と腹部を仕切っているドーム状の横隔膜があります。
空気を吸い込みますと横隔膜は下方に引っ張られて扁平になります。
同時に胸郭も広がりますが、この運動は肋骨を持ち上げる筋肉(肋間筋)によって補助されています。
息を吐く時は、胸郭の筋肉と横隔膜が緩み、胸郭も挟まって、肺は収縮して空気が絞り出されます。
こうした呼吸運動の回数は、通常は1分間に約18回ですが、血液中の炭酸ガス濃度が高くなりますとその速度は早まります。