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神経系の診察(診察と意義)
- 2020/09/23
<神経系の診察>
神経系の診察では、主に感覚、運動、反射などの診察を行います。
(1)診察と意義
神経系の診察では、感覚、運動、反射などについて診察し、神経・筋肉系の異常の有無を判定します。
①感覚検査
感覚は、表在性感覚、深部感覚、複合感覚に大別されます。表在性感覚は、痛覚・温度覚・触覚を、深部感覚は、位置覚・振動覚・深部痛覚を、複合感覚は、立体覚・2点識別覚・局所覚などを指します。感覚の障害は、運動障害と並んで神経疾患の重要な症状です。感覚検査は、神経疾患を診断するとともに、病変の局在を決定する上でも有意義です。