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炎症の一般③
- 2021/01/19
<炎症>
1.炎症の一般
炎症は、障害因子の作用により、細胞組織が傷害されますと、それに対する生体反応として現れるものです。障害因子としましては下記の通りです。
(1)病原体の感染
炎症の原因として最も代表的なものでしょう。病原体としましては、ウイルス、細菌、カビ、原虫、寄生虫などがあり、それぞれ特徴ある変化、症状を示すことが多いです。
(2)物理的刺激
熱傷、切傷、裂傷などの機械的なもの、放射線、紫外線によります皮膚炎などがあります。
(3)化学的刺激
酸、アルカリ、光化学スモッグによるオキシダントなどが挙げられます。
(4)アレルギー
本来、身体を守るべき免疫反応が、反対に障害的に働く結果起こってくる炎症反応を言い、喘息、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎などがそれに当たります。その他、リウマチ、腎炎などもあります。
この続きは、次回掲載します。