- トップページ
- >
- 特異性炎①
特異性炎①
- 2021/02/06
<炎症>
2.炎症の分類
(4)特異性炎
一種の肉芽腫性炎で、炎症の性格が増殖性機能で貫かれているものを言います。これは、炎症を起こす微生物の種類とそれに対する免疫反応を含めた生体反応によるものでありますが、多くの場合、長い慢性経過を辿り、特異的な組織像を示す肉芽腫を形成します。このような肉芽腫を作るものには、①結核、②梅毒、③ハンセン病(らい:やまいだれに頼ると書きます)、④野兎病・腸チフス・サルコイドーシス、などが含まれます。
詳細につきましては、次回から掲載します。