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浅胸筋①
- 2021/02/15
<運動器系・体幹>
1.体幹の筋
(1)胸筋
①浅胸筋
全て胸郭から起こり、上肢帯または上腕骨につきます。腕神経叢からの神経支配を受けます。
イ.大胸筋
前胸壁にあります大きな扇状の筋で、肩関節の内転・内旋・・屈曲を行います。両腕を広げて深呼吸する時は肋骨を引き上げますので、呼吸の補助筋にもなります。腋窩(腋の下)の前壁を作ります。腋窩の後壁は広背筋、内側壁は前鋸筋、外側壁は上腕骨によって境されています。
ロ.小胸筋
大胸筋の下に隠れた扁平な三角形の筋で、肩甲骨の関節窩を前下方に向けます。地面に落としたものを、腕を前方に伸ばして拾う時に働く筋です。肩甲骨が固定されている時は、肋骨を拳上して呼吸の補助筋としても働きます。
この続きは、次回掲載します。