腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院｜会陰筋①

＜運動器系・体幹＞

１．体幹の筋

（３）会陰筋骨盤の出口を閉じて骨盤内臓を載せ、肛門及び尿道の括約に関わる作用を成す筋群です。

①肛門拳筋

骨盤底を作る重要な筋で、前方の恥骨鼻骨筋と後方の腸骨尾骨筋に大別されます。

恥骨尾骨筋は恥骨の内面及び内閉鎖筋膜から起こり、後方に走り直腸の後方で左右の筋が合して尾骨につきます。その一部は直腸下端で直腸をＵ字状に囲み恥骨直腸筋を作ります。腸骨尾骨筋は内閉鎖筋膜の内面から後内方に走り、、肛門と尾骨との間に張る肛門尾骨靭帯につきます。

②尾骨筋

仙棘靭帯の内面に付着する筋で、坐骨棘から起こり内方に扇状に広がって最下の仙椎及び尾骨の側縁につきます。

肛門拳筋と尾骨筋は骨盤隔膜を形作り、骨盤下口の後方部即ち肛門三角を閉ざし、骨盤臓器の支持とその下垂を防いでいます。

③外肛門括約筋

肛門拳筋より下方にあって、肛門を輪状に取り巻く横紋筋で、肛門の括約作用があり、損傷されますと大便失禁を生じます。

この続きは、次回掲載します。