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Ⅳ型アレルギー(免疫結合型)
- 2021/04/05
<免疫異常・アレルギー>
2.アレルギー
(4)Ⅳ型アレルギー(免疫結合型)
結核菌に感作されている人の皮膚に、結核菌から抽出されたタンパクを接種しますと、24時間以上経過して発赤腫脹を中心とした皮膚の反応が観察されます。ツベルクリン反応としてよく知られている現象でありますが、この遅延型過敏反応がⅣ型アレルギーの代表的なものです。抗原で感作されたTh1リンパ球が、同じ抗原で刺激されてサイトカインを産生します。これによつて大食細胞(マクロファージ)が活性化されて、炎症性の組織傷害が発生します。