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上肢帯の筋
- 2021/04/24
<運動器系・上肢>
1.上肢の筋
(1)上肢帯の筋
上肢帯の骨から起こって上腕骨につき、主に肩関節の外転・内転と回旋を行って自由上肢を基部から動かします。支配神経はいずれも腕神経叢から分枝します。
三角筋以外の上肢帯筋は、主に平板状の肩甲骨を前後から挟んで起こり、それぞれ上腕骨につきますので、上腕骨の上部には筋の停止部が2カ所できます。即ち、肩甲骨前面の筋が肩関節の前方を通って停止する大結節です。特に肩甲骨後面の筋は発達して3種類に分布しますので、大結節は上腕骨後面まで拡大します。