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前腕の筋
- 2021/05/05
<運動器系・上肢>
1.上肢の筋
(3)前腕の筋
前腕の筋は、前腕前面にあります屈筋群と、後面にあります伸筋群に分けられます。上腕骨または橈骨・尺骨から起こり、主に手の骨に停止して手や指を動かします(一部の筋は橈骨に停止して肘関節を動かします)。手根部では、これらの筋は腱となり、腱鞘(滑液鞘)に包まれて手内に入ります。屈筋群では、腱の多くが手根骨に張った屈筋支帯の下(手根管)を通って手掌に入ります。伸筋群の腱も同様に、前腕骨の遠位端にできた伸筋支帯の下を通って手背に入ります。