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肩関節の運動(外転の第1相)
- 2021/06/05
<運動器系・上肢>
2.上肢の運動
(1)肩関節の運動
外転の第1相
上腕骨が下垂した状態から水平位まで外転させる運動で、棘上筋と三角筋の2つの上肢帯筋の働きによります。下垂している上腕骨は、棘上筋によって外転が始動されます。ある程度外転すれば、強力な外転筋である三角筋によって外転運動が引き継がれます。棘上筋が麻痺しますと、外転の始動が困難です。また、三角筋による外転は水平位までで、それ以上は僧帽筋・前鋸筋の働きが必要です。