腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院｜血漿（成分と機能）①

＜血液＞

１．血液の組成と働き

（４）血漿

①成分と機能

血漿は淡黄色・透明の液体で、その約90％は水です。その中にタンパク質、無機質、糖などが溶けています。血漿の成分とその機能を下記に記します。

イ．水

水は細胞が必要とする物質や細胞が不要になった老廃物を運搬します。血圧の維持に役立ちます。

ロ．電解質

大部分はＮa⁺（ナトリウムイオン）とCl⁻（塩化物イオン）ですが、その他K⁺（カリウムイオン）、Ca²⁺（カルシウムイオン）、Mg²⁺（マグネシウムイオン）、Fe²⁺（鉄イオン）、H⁺（水素イオン）、HPO₄²⁻（リン酸一水素イオン）、So₄²⁻（硫酸イオン）、HCO₃⁻（重炭酸イオン）なども少量含まれます。電解質は、細胞が必要としますミネラルを補給したり、体液の浸透圧や体液の緩衝作用に関与します。

この続きは、次回掲載します。