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血漿(成分と機能)③
- 2021/07/13
<血液>
1.血液の組成と働き
(4)血漿
①成分と機能
二.糖、脂質、アミノ酸
細胞の栄養源となります。
ホ.老廃物
尿素(タンパク質から)、クレアニチン(クレアチンから)、尿酸(核酸から)などの窒素化合物やビリルビン(ヘムから)が大部分を占めます。
注1:A/G比
アルブミンとグロブリンの比をA/G比と言い、正常値は1.5~2.0です。A/G比はγ-グロブリンの増加(慢性感染症など)、アルブミンの減少(肝疾患など)で低下します。
注2:膠質浸透圧
血漿タンパクの作る浸透圧を膠質浸透圧と呼び、毛細血管外の水分を毛細血管内に引き込む力として働きます。
注3:尿素、尿酸、クレアニチンの化学式
尿素H₂NCONH₂、尿酸C₅H₄N₄O₃、クレアニチンC₄H₇N₃Oです。