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呼吸器系の構造と機能
- 2021/09/17
<呼吸>
1.呼吸器系の構造と機能
肺におけるガス交換に関わる器官を呼吸器系と言います。呼吸器系は、(1)気道、(2)肺、(3)胸郭よりなります。
(1)気道は外気と肺との間のガスの通路であり、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支より構成されます。吸気と呼気は、1本の気管内で吸気と呼気の時間差を利用して往復の流れを作っています。
(2)肺は胸郭の内腔、即ち胸腔の大部分を占める半円錐状の器官で、左肺と右肺よりなります。右肺は上・中・下葉、左肺は上葉と下葉よりなります。肺は、空気と血液の間のガス交換に携わる肺胞と、気道の一部であります気管支の枝からなります臓器であり、胸膜に被われています。
(3)胸郭は肺を収め、呼吸運動に関わります。
上記の気道、肺、胸郭につきましては、詳細を次回以降掲載します。