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睡眠時無呼吸症候群
- 2021/10/16
<呼吸>
5.呼吸運動の調節
(3)大脳による呼吸の調節
①異常呼吸
へ.睡眠時無呼吸症候群
夜間の睡眠時に無呼吸が頻回に起こる病態で、上気道の閉鎖による場合と、中枢性の機序によるものとがあります。上気道の閉鎖の例としましては、高度の肥満のため上気道が狭くなっているところへ、睡眠による上部気道の筋肉の緩みが生じたり、さらに中枢のCO₂(二酸化炭素)に対する反応が低下して睡眠時無呼吸が起こるものがよく知られています。舌根沈下のためイビキを伴うことが多く、昼間はウトウトしています。