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唾液
- 2021/10/31
<消化と吸収>
2.口腔内の消化
(3)唾液
①唾液の成分・作用
唾液は唾液腺だ産生・分泌されます。唾液腺には左右1対ずつ耳下腺、舌下腺、顎下線があります。唾液の大部分は水分で、残りの主成分は唾液アミラーゼ(プチアリン)とムチン(粘液)です。1日に0.5~1.5リットル分泌され、下記の作用があります。
・消化酵素である唾液アミラーゼはデンプンをマルトースに分解します。
・ムチンは食塊を滑らかにし、咀嚼や嚥下をしやすくします。また、口腔粘液を保護します。
・食物成分を溶かし味覚を起こします。
・口腔内を湿った状態にします。
・口腔内と歯を清浄に保ちます。
・抗菌作用があります。