- トップページ
- >
- 小腸内と消化と吸収
小腸内と消化と吸収
- 2021/12/03
<消化と吸収>
4.小腸内の消化と吸収
小腸は十二指腸とそれに続く空腸、回腸よりなります。剖検時の長さは約6~7m(生体内では3~4m)の管状臓器です。小腸は食物の消化と吸収の双方に必要な場です。ここで内容物は長く滞留し、最終的に吸収可能な栄養素にまで消化され、大部分の栄養素が吸収されます。十二指腸には、膵臓の導管(膵管)及び胆嚢からの総胆管が開口しており、膵液及び胆汁が流入します。さらに小腸粘膜からは腸液が大量に分泌されます。