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膵液の分泌調節
- 2021/12/09
<消化と吸収>
4.小腸内の消化と吸収
(2)膵液の分泌
③膵液の分泌調節
膵液分泌は副交感神経(迷走神経)及びホルモンにより調節されます。食事により味覚や嗅覚が刺激されたり、口腔内や胃壁が機械的、化学的に刺激されますと、迷走神経の活動が亢進して膵液が分泌されます。糜粥が小腸内に入りますと十二指腸及び上部空腸の粘膜の内分泌細胞からセクレチンとコレシストキニン(CCK)というホルモンが分泌され、血行を介して膵外分泌腺に働いて膵液分泌を促します。セレクチンには、HCO₃⁻や水分に富む膵液の分泌を促進します。コレシストキニンは、消化酵素に富む膵液の分泌を促進します。