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コレシストキニン
- 2022/01/05
<消化と吸収>
7.消化管ホルモン
(3)コレシストキニン(CCK)
コレシストキニンは、小腸粘膜がアミノ酸や脂肪酸などによって刺激されますと、コレシストキニン分泌細胞により毛細血管内に分泌されます。コレシストキニンは血液によって膵臓に運ばれて、膵外分泌腺細胞に働いて酵素に富んだ膵液の分泌を促したり、胆嚢に運ばれて胆嚢の平滑筋を収縮させて胆汁放出を盛んにします。
注:コレシストキニン(CCK)
胆嚢を収縮させるコレシストキニンと膵臓の酵素分泌を促すパンクレオザイミン(PZ)は別々に発見されましたが、その後同一物質であることが分かり、一般にコレシストキニンと呼ばれます。