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食欲③
- 2022/01/06
<その他の一般的状態>
1.食欲
(2)消化器系以外の疾患では、呼吸器疾患(気管支喘息、肺気腫など)、心疾患(心不全、心筋梗塞など)、脳神経疾患(脳出血、脳炎、髄膜炎など)、感染症(肺炎、結核、インフルエンザ、食中毒など)、膠原病、血液疾患(白血病、悪性リンパ腫など)、内分泌疾患(甲状腺機能低下症、アジソン病など)、腎疾患(腎炎、腎不全など)、精神疾患(神経性食思不振症、うつ病、統合失調症など)、悪性腫瘍(胃がん、肺がんなど)など、多くの疾患で食欲不振を起こします。また、アルコール中毒、ニコチン中毒、ジギタリス中毒などの薬物や毒物の中毒でも食欲が低下します。
逆に食欲が亢進することもあります。甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患で食欲が亢進したり、副腎皮質ステロイド薬服用など薬物によって食欲が亢進することもあります。