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便通
- 2022/01/10
<その他の一般的状態>
3.便通
胃及び腸で消化・吸収された食物の残渣は、水分の吸収を受けながら結腸の運動によって直腸へ送られます。結腸の運動は食後、特に朝食後に強く起こり、直腸内の便量が増加して直腸の内圧が高まり、直腸壁を伸展させます。この直腸壁伸展刺激は直腸壁に分布します神経抹消から骨盤神経を介して、仙髄の排便中枢と脳に伝えられます。そうしますと、便意が催され排便中枢が直腸を強く収縮させ、大脳の刺激による腹筋の収縮並びに肛門括約筋の弛緩を生じ、排便が起こります。
通常、便通は朝1回起こります。排便反射のどこかに障害が起こりますと便秘になります。