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身体活動時のエネルギー代謝
- 2022/02/27
<栄養と代謝>
1.栄養素とエネルギー代謝
(3)エネルギー代謝
③身体活動時のエネルギー代謝
運動をしますとエネルギー代謝が増大することは当然で、それは酸素消費量の増加から伺われます。同じ運動をしても消費するエネルギーには大きな個人差があるので、その人の基礎代謝を基準にした値を用いるのが便利です。運動によって余分に消費した酸素量が基礎代謝時の酸素消費量の何倍に相当するかという値をエネルギ代謝率(RMR)と言います。
ある活動を行っている時、身体が必要とするエネルギーの総量は、各動作に必要にエネルギー(基礎代謝✕エネルギー代謝率)に座位安静時代謝量を加えたものです。安静時とは座位で安静にしている時のもので、その酸素消費量は基礎代謝時の約1.2倍です。