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歯の異常
- 2022/04/17
<局所の診察>
6.口腔
(6)歯の異常
成人では、左右・上下にそれぞれ切歯2、犬歯1、小臼歯2、大臼歯3ずつの合計32本の歯があります。第3大臼歯は成人でも見られないことがあります。
歯の数を数え、不足している場合はその原因を調べます。う歯(虫歯)、歯の変形、歯の欠損、義歯着用の有無などを観察します。
歯と同時に、歯肉の視診も行います。
歯肉炎は、発心、腫脹、疼痛があります。慢性辺縁性歯周炎(歯槽膿漏)では、歯磨き時などに出血しやすく、歯根部から歯肉部が委縮し、圧迫しますと悪臭の膿が流出してきます。